2013年05月09日
慰謝料や養育費を取り決めても、支払ってくれないケースも多いと聞きます。
絶対に支払ってもらうためには、どういう対策をして行動すればいいのでしょうか?
また、離婚するに当たって、慰謝料や養育費を少しでも多くもらうコツみたいなものはありますか?
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A 公証役場で、公正証書を作成しましょう。
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慰謝料や養育費について合意をしても、合意書だけでは差押えをすることはできません。
合意をして強制的に払って貰うためには、その合意を公正証書にする必要があります。
公正証書というのは、公証役場(徳島県では、徳島市と鳴門市にあります。)にいる公証人が作成をするものです。
お互いの合意内容を確認の上、不払いの場合に強制執行ができる条項を入れておけば、裁判を起こさなくても差押えをすることができます。
また、別れるときには互いに合意をして別れる訳ですが、生活を一人で行っていくのは大変です。
慰謝料という考え方ではなく、これから一人で生活をするためにやむを得ず払って貰う代金として要求をすれば、
相手も気持ちよく払って貰えるのではないでしょうか。
また、養育費についても、子どもが大きくなるにつれて学費などの出費は増えるので、
子供が小学生の間はいくら、中学生になったらいくら、高校生になったらいくら」と、
年齢に応じて段階的に金額をUPさせていく内容であれば必然的にトータルで貰う金額も多くなると思います。